進水(Launching)とは、船台やドックから船を海に引き出すことです。
進水には船主が立ち会い、進水式というイベントが開催されます。
進水後の船は岸壁に係留し、建造作業を再開します。
進水は主に「船台進水」と「ドック進水」のふたつです。
①船台進水
「船台進水」は、傾斜している進水台という台の上で船を建造し、進水させるときは進水台の傾斜を利用して海に滑らせます。
船台進水は、一気に滑り落ちるため荷重の変化が非常に大きくなります。
また、浮力の影響で船尾が船台にぶつかって破損する恐れもあります。
滑らせるだけですが、このような危険が伴うため、正確な重量計算と事前準備が必要です。
現在はドック進水が主流と言われていますが、船台進水で進水させる造船所も残っています。
②ドック進水
「ドック進水」は、船を建造しているドックに海水を満たして船を浮上させた後、ドックの扉を開けて海に引き出します。
引き出す際は、船のエンジンを使用せずタグボートに引っ張ってもらいます。
ドック内では、盤木(バンギ)という木製の柱で船を支えています。
船を浮上させるとき、船の荷重が一部の盤木に集中してしまうと、船や盤木を壊してしまいます。
このような事故を防ぐために、船体を水平に保ったまま浮上させる必要があります。
事前にバラスト水や重量物を積んで、船の重心を調整します。
輸送効率を良くするため、船はどんどん大型化していますが、船が大きくなるほど船台進水は危険な作業になるため、ドック進水が主流になっています。
ごまお
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