造船所内での試験が無事に終了したら、実際に海に出て船が契約通りに運航できるかを確かめます。
これを「海上試運転」といい、船の速力を確認する試験や、舵の機能を確認する試験、機器の状態を確認する試験など、たくさんの試験が行われます。
ほとんどの商船は、すべての試験を終えるまでに2日~5日かかります。
2日~5日間はずっと船の上で生活することになります。
船の種類や造船所によっては、1日だけで終わる場合や、日帰りで何日かに分けて試験を行う場合もあります。
基本的に試験は、船主と船級が立ち会い、試験結果を確認します。
これも船の種類や造船所によってちがいますが、社内の人間だけで予行試験を実施することもあり、規則によっては船級の立ち合いが必要ない試験もあります。
試運転は、船によって貨物などの搭載状態が決められています。
ほとんどの船は、ノーマルバラスト状態という状態で試験を行います。
タンカーはさらに、満載状態(full load condition)という状態でも試験を行う必要があります。
満載状態は、海水をカーゴタンクに入れて作られます。
試運転が行われる海域は造船所が決めることができます。
水深や潮流など、海象条件は試験に大きく影響するので、試運転海域は慎重に決める必要があります。
ごまお
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