機関艤装検査

機関艤装品に関わる検査を「機関艤装検査」といいます。

機関艤装品は、ほとんどの場合他社メーカーに作ってもらいます。

造船所に納入される前に、各メーカーで完成検査が行われます。

外部メーカーで行われる検査ですが、船の推進性能に関わる主機関の検査などがあり、とても重要な艤装品検査です。

船体艤装品の一品検査と同様に、弁や管などの艤装品は一品検査を行います。

各装置を搭載する前に、各装置が正しく取り付けられる状態かどうかを確認します。

各装置が搭載できたら、各装置の取り付け状態を確認します。

主機関の場合、搭載前に軸芯見透しを行い、搭載後、固定したボルトやチョックライナーの状態を確認します。

各装置の据付工事完了後、作動試験を行います。

岸壁に係留した状態で主機を運転する試験があり、この試験を「係留運転（mooring trial）」といいます。

ごまお

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