ブロック組立ができたら、それらのブロックをドックや船台で組み合わせて船の形にしていきます。
できたブロックをドックの所定の位置に据え付けていくことを「ブロック搭載」といいます。
特に最初のブロック搭載を「起工」といいます。
起工に船主が立ち会い、起工式という式典を行うこともあります。
起工時に２回目の支払いが行われます。
搭載は、「決め方」、「取付け」、「溶接」の３つの作業に分けられます。
決め方は、複数のブロックが組み合わさったときに設計通りの船の形になるように、ブロックを据え付ける位置を決める作業です。
決め方作業時にできてしまう誤差のことを、「目違い」や「ギャップ」といいます。
取付けは、目違いやギャップを修正しつつ、溶接ができるように仮止めしていく作業です。
溶接は、仮止めされているブロックとブロックを溶接していく作業です。
使われている板の種類によって溶接方法はちがいます。
ごまお
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