塗装 | ごまおの船ブログ｜とうふめんたるず公式ブログ

塗装には、船に色をつける以外にも、錆や海洋生物による腐食を防止する役目があります。

船のメンテナンス費用の削減につながるので、船主にとって塗装の良し悪しは非常に重要です。

塗装作業は、搭載前のブロック塗装（Block Painting）と、搭載後の区画塗装（Compartment Painting）に分類できます。

大組立や総組立されたブロックを地上で塗装することを、「ブロック塗装」といいます。

まずは、ブロックを塗装工場（Painting Shop）に運び、錆や汚れを落とします。

表面がきれいになったら、塗装していきます。

ブロック塗装ができたブロックはドックに運ばれ、他のブロックと溶接して船の形になっていきます。

この溶接部分に下地処理をして塗装することを、「区画塗装」といいます。

進水前の塗装工程では、船の外板をすべて塗装しておく必要があります。

引き渡し前の塗装工程では、外側だけでなく機関室などの室内もすべて塗装してしまわなければなりません。

引き渡し前の塗装工程が建造の最終工程であり、引き渡し日の延長は基本的にないので、もし他の部署の工事が遅れてしまった場合は大変忙しくなります。

さらに塗料の関係で雨の日には作業ができないため、雨の日が続く場合は工程を見直す必要があります。

ごまお

★とうふめんたるずLINEスタンプ！絶賛好評発売中！★

★とうふめんたるずLINE絵文字も絶賛好評発売中！★